武蔵野うどん澤村(ムサシノウドンサワムラ)

武蔵野うどん澤村(さわむら)は、武蔵浦和駅東口から埼京線沿いに南の方に向かい、内谷橋をさらに過ぎたところの埼京線架線下にあるうどん屋さんです。武蔵浦和駅から歩くと、15分〜20分くらいかかりそうです。武蔵浦和駅と北戸田駅のやや北戸田駅側になるので、徒歩の場合は、北戸田からの方がいいかもしれないです。店の前に広めの駐車場があるので車の方も安心です。

武蔵野うどんは、あまり馴染みがない方が多いと思いますが、元々は武蔵野台地(多摩川と荒川の間の地域)で食べられていた郷土料理です。武蔵野台地の地域は大地内に水源が乏しかったため、小麦や大麦を中心とした農業が発展、そのため「うどん」が代表的な郷土料理になったものです。
武蔵野うどん自体の特徴として、かなり極太で色がやや茶色がかっています。コシがかなり強く、噛むのも大変なものもあるようです。

武蔵野うどん澤村(さわむら)の店内の様子

武蔵野うどん澤村(さわむら)は、埼京線の架線下ということもあって、店内はかなり広いです。中はうどん屋さんとは思えないような、少しカフェっぽい雰囲気。結構おしゃれです。このときはお昼早めの時間に行ったのですが、お店の中はかなりいっぱいでした。とは言え、「うどん」ということと店員さんが多めなので、かなり回転率が早かったです。店内にはテーブル席とカウンター席があります。かなりの席数がありますが平日・休日のランチ時間はお店の外に行列ができるくらい人気があります。

武蔵野うどん澤村(さわむら)のメニュー紹介

武蔵野うどん澤村(さわむら)のメニューは定番のかけうどんの他、武蔵野うどんのお店だとよく見かける肉汁うどん・きのこ汁うどん。少し変わり種として、薬膳カレーうどんなどがありました。子供用にお子様うどんがあるのも嬉しいですね。その他、かき揚げや海老天などの天ぷらやとろろなどのトッピングもありました。全体的にリーズナブルなお値段でした。

肉汁うどん


こちらは肉汁うどんです。昔は、フライドエシャロットや薬味全般は、店内の一角から取ってくる方式だったのですが、現在は小皿についてきているみたいです。写真で見ていただいてわかると思うのですが、普通のうどんと比べて、少し茶色がかった感じです。ツルツル系のうどんというより少しゴツゴツした力強い感じです。これが武蔵野うどんの特徴です。実際食べてみると、かなり強いコシがあり麺だけでも強い味を感じます。肉汁ですが、やや甘味が強めでこの麺に負けない感じになっています。葱や油揚げが入っており、お肉もたっぷり。ボリューム満点でとても美味しいです。食べ応え十分です。付け合わせの唐辛子味噌?をつけ汁にといて辛みを加えると味にアクセントがはいってこれまた美味しい。最終的に食べ終わったあとは、店内に割りスープがおいているので、それをつけ汁にいれて飲みます。すごくお肉の出汁も出ていて美味しいのですよね。蕎麦湯もそうですが、〆のスープはほっとする感じがしていいですよね。

豚骨魚介のつけうどん


こちらは期間限定のメニューになる「豚骨魚介のつけうどん」です。名前・見た目からしてつけ麺をイメージしますよね。麺は通常のうどんよりも細麺になっていますが、灌水は不使用であくまで「うどん」となっています。スープの方は長時間炊き上げたスープでとても濃厚に仕上げられていました。食べてみると、いや、完全につけ麺ですよね。でも、やっぱり麺はうどんです。通常メニューのうどんと比較するとコシは落ちますが、麺自体の味わいはうどんです。これ結構合うのですよね。付け合わせですりおろし生姜がついてくるのですが、これをスープに加えると生姜のいい香りがしていて、いい感じに味変を楽しめます。私はテーブルにある生唐辛子の薬味も加えてみました。辛味がはいるとまた美味しいですよ。
そして、ビックサイズのチャーシュー。柔らかく食べ応えがあり、スープにつけて食べるととても美味しかったですよ。

その他

テイクアウト


武蔵野うどん澤村ですが、実のところかなりの人気店で、いつも昼時には行列を見かけます。
そんな方に、武蔵野うどん澤村ではテイクアウトメニューもやっています。各種うどんの他、おうちで作る用の生麺セットやうどんの粉自体も販売しています。実はうどんは自宅でも簡単に作れる料理。子供がいるご家庭では子供と一緒にうどん打ちというのも楽しくていいかもしれませんよ。

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