武蔵浦和駅からちょっと離れた内谷地区にあるお寺です。武蔵浦和駅からの場合は、西口を田島通りに沿って進み、四谷の交差点を左折します。曲本交差点の次の信号(押しボタン信号)を右折するとすぐ見えてきます。この地蔵菩薩立像が目印ですね。
一乗院は真言宗智山派で、建造年月はわからないみたいですが、天正年間(1593〜1596)まで荒川付近にあったものを移したみたいですね。一乗院の横には浦和みひかり幼稚園あります。お寺のところに幼稚園バスが止まっていたりしたので、同じ敷地みたいですね。
まず、一条院の正門に行く前に、正門の横(右側)にこのような地蔵堂がありました。地蔵堂のすぐ脇のお地蔵様には、水子地蔵尊と書いてありました。この世に生まれる運命にありながら、生を受けられなかった子を守っているのが水子地蔵尊です。賽の河原で鬼にいじめられることから守ってあげているのですね。(なので子供(水子)がしがみついています)
正門の横(左側)には、この辺りでは良く見かける六地蔵がありました。なぜか、1体だけ帽子をかぶっている。。。
こちらが正門になる一乗院仁王門です。かなり立派な感じです!これはさいたま市指定有形文化財に指定されています。以下、一乗院の解説より(一部略)。
一乗院仁王門は三門一戸の八脚門。特徴は妻側から見てM型に2つの小さな棟が並び、その上に大屋根の棟が乗っている点。このような門を三棟造りと呼び、明和5年(1768年)の建立年が判明している。
仁王像もなかなかの迫力ですね!
中に入ると正面に本堂が見ててきます。ここのお寺には本堂およびその周りのものに対する説明がなかったので、歴史等々はわからず。。。とりあえず、撮ってきた写真を。(ここは色々調べてみないとだなぁ〜)どうも本堂の中にさいたま市指定有形文化財の紙本着色三千仏図、絹本着色両界曼荼羅図、密教法具などがあるみたいですね。
入って右手には小さなお堂がありました。
名称を失念してしまったのですが、、、たしか、修行大師像?って書いてあったと思います。
修行大師像?の奥には、立派な鐘楼がありました。
今までの神社・お寺では割と解説があり、それを読んで理解していたのですが、う〜ん、こういうところもありますよね。少し色々な文献を読んで、加筆していきたいなと思います。
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