武蔵浦和駅東口の白幡沼の近くにあるお寺です。武蔵浦和駅東口から国道17号の方に進み、武蔵浦和駅入口交差点(国道17号と交わるところ)の一つ先の信号の左側にあります。
中に入ると、最初に目に入ったのがこちらの鐘楼門(しょうろうもん)。上層が梵鐘をさげる堂、下層が門になっています。鐘楼門のところをみると、真言宗豊山派 金輪山醫王寺と書かれていますね。
その先には仏足石(ぶっそくせき)というものがありました。これはお釈迦様の足の裏の相だとか。これは昔お釈迦様が説法をする際に多くの人に見えるように岩や石の上に立ってお話をされていました。お釈迦様がおかえりになった後も石の上に足の相が残っており、それをそのまま石に刻みありがたく拝んできたという。
こちらが本堂ですね。かなり大きく立派な建物です。本堂の前にはこんなものが。
お掃除小僧ですって。なんか可愛いですね。これはどんな意味があるのかはちょっとわかりませんでした。
延慶二年銘板石塔婆で、浦和市指定の有形文化財とのこと。今はさいたま市指定文化財のようですね。板石塔婆というものは、鎌倉時代から室町時代までの供養塔や墓塔として建てられた石性の塔婆らしい。「延慶二年巳酉十一月晦日」(1309)の紀年銘が刻まれているみたいです。
境内の脇にちょこんとある閻魔像を見つけました。
醫王寺(イオウジ)
白幡沼の近くにあるさいたま市の文化財
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