武蔵浦和駅からは遠く離れた大谷口の方にある見沼代用水の西側のあたりを指します。見沼代用水西縁その名の通り、西縁であるだけなので、スポットとは言えないかもしれませんね。私も南区魅力発見かるた巡りの一つとして立ち寄ったものなので。
見沼代用水は皆さんよくご存知かと思います。見沼代用水は農業用水確保のために開削された用水路で、享保12年(1727年)に八代将軍徳川吉宗の名を受けて、見沼田んぼの新田開発にあたっていた井沢弥惣兵衛が開削したと言われています。
もともと見沼溜井から水を引く見沼用水があったのですが、徐々に水が足りなくなったために作られてたらしいです。
見沼代用水は、利根川(行田市のあたり)から水をひき見沼までつながっています。ようは見沼用水に代わる用水なので、見沼代用水と呼ばれています。見沼代用水は東縁と西縁に分かれていますが、途中、元荒川などの川を通る必要があるため、伏越(ふせこし)や掛渡井(かけとい)という技法を用いています。
※伏越は、川底の下に木の水路を作って水を川の下をくぐらせること。
※掛渡井は、川の上に橋をかけて、水を川の上を通すこと。
この部分については、埼玉県の学習でよく教えられていますが、この時代から考えるとかなり優れた技術だったみたいですね。
私が立ち寄ったところは、秋ということもありちょっとイマイチな景色でしたね。場所によっては、両サイドが綺麗に整備されていたり、季節によっては花が咲き乱れたりしていて良い感じのところもあるみたいですね。
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