与野公園は、与野本町駅西口からバイパスの方に歩いていくとある大きな公園です。与野公園は、明治10年に開設された公園で桜とバラの名所として非常に有名です。園内は約5万1000㎡もあり、緑豊かで埼玉自然100選にも選ばれています。
与野公園 – 園内案内図
公園内には、児童公園、バラ園のほか、天祖神社、弁天池などがあります。地図状で児童公園となっているところ以外にも子供が遊べるスペースがちらほらあります。また、与野公園ではグリーンアドベンチャーが楽しめます。グリーンアドベンチャーは、ようは自然と触れ合う中で、様々な発見や観察力、知識の向上を目指すものですね。与野公園コースでは、コース上に赤い印があり、樹木に関するQ&Aパネルが設置されています。それらを回る感じですね。
与野公園 – バラ園
与野公園といえば、有名なものがこのバラ園です。バラ園は、与野公園の西側バイパス沿いにあり、1977年に旧与野市民の「心の投資」として開設されたものです。バラは旧与野市の「市民の花」で、さいたま市となった後も、中央区の「区の花」とされています。このバラ園は5500㎡とかなり広く、その敷地内には約170種類、約3000株のバラが植えられているとか。
このバラ園では、毎年開花(5月ごろ)の時期に合わせて、ばらまつりが開催されます。ばらまつりには毎年多くの方が来場しています。ばらまつりではバラの苗木販売・模擬店・ステージショーが楽しめます。さらに所狭しと多くの露店が出店するので、露店巡りもなかなか楽しいです。
バラ園の中央西側には、「翔」というモニュメントがありました。ここには与野市の市民憲章が刻まれていました。
長い歴史と伝統につちかわれ、霧敷川の流れ
とともに歩みつづけてきた、ふるさと与野。
わたくしたち市民は、このまちに住むことを
誇りとし、より平和により豊かに発展すること
を願い、心をこめてここに憲章を定めます。
みんなで きずこう きれいな郷土
みんなで まもろう 社会のきまり
みんなで つくろう 明るい家庭
みんなで めざそう 豊かな福祉
みんなで のばそう 文化とスポーツ
昭和53年11月14日制定
与野公園 – 児童公園
児童公園は与野公園の北東部分にあります。数多くの遊具があり休日には多くの子供ずれで賑わっています。この遊具エリアのする隣(西側)には、巨大なロープのピラミッドのような遊具があります。これも子供たちに人気の遊具。また、与野公園の南西のあたりにも遊具?というかアスレチックというかのエリアがあります。
※今回、写真を撮っていないので、また別の機会に紹介します。
与野公園 – 弁天池
弁天池は与野公園の中央部分にあります。この弁天池には多くの鯉やカメが泳いでいたり、鴨が水浴びに来ていたりしていました。
弁天池の中央の小島には橋でいけるようになっており、そこには鳥居と弁財天を祀る社がありました。
弁天様の社のすぐ隣には、銭洗弁天が。銭洗弁天はその名の通りで銭を洗うのですよね。ここで銭を洗うと何倍にもなって返ってくるというものですね。鎌倉にある「銭洗弁財天宇賀福神社」っていうところが比較的有名ですね。
弁天池には、噴水がありカメの親子が噴水で水浴びしながら日光浴をしていました。カメが密集していたので、みんな気持ちよいのかな?
弁天池の西側の少し小高い山みたいになっているところに、石尊がありました。一部、かけたというか削られているというかで文字が消えている感じなのですが、調べてみると「小御嶽石尊大権現」というものらしい。どういう由来のものなのかはわかりませんでした。
与野公園 – 天祖神社
与野公園の中央、弁天池のとなりの小高い丘の上には天祖神社があります。天祖神社は与野七福神の一つで寿老人です。七福神は幸福をもたらす七人の神様として有名なもので、それぞれが旧与野地域の神社にそれぞれ祀られているのです。天祖神社もその一つで、寿老人を祀っています。寿老人は七福神の中では長寿の神とされています。
与野公園 – その他
与野公園は大きな公園ということもあり駐車場が2箇所にあります。とはいえ、そこまで多くは停められないので、近隣のコインパーキングと合わせて利用したほうが良いと思います。
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