内谷氷川神社(ウチヤヒカワジンジャ)

本殿が埼玉県指定有形文化財。

武蔵浦和駅からちょっと離れた内谷地区にある氷川神社です。武蔵浦和駅からの場合は、西口を田島通りに沿って進み、四谷の交差点を左折します。この後は説明しづらいのですあ、曲本の交差点の3つ先に右にだけ入れるところがあるので、そこを右折します。あとは道なりに行くと右手に見えてきます。ただし、右折後の道は狭いのでご注意を。また、内谷氷川神社の入り口は奥まっているので、右折後は林のようなものが見えてくるのでそれを目印にすると良いかもしれません。
内谷一,二,三自治会館
広場
内谷氷川神社は少し奥まったところにあり、手前は内谷一,二,三自治会館になっています。そして、自治会館の隣はちょっとした広場になっており、子供の遊び場となっています。自治会のイベントとかにも使われるのかな?この時も子供たちがボールで遊んでいましたね。
内谷氷川神社の鳥居
さてさて、その広場を越えると見えてくるのが、氷川神社の鳥居です。ここからは境内ということですね。
放生池
この池は生き物をはなして、にがしてあげる放生池だとか。境内の看板に次のような記述があったのですが。

当社の社前に「宝しょう池」と呼ばれる神池があり、ここに湧き出る清水は古来日照りの際にもかれることがなかったといわれる。

「宝しょう池」と「放生池」。。。似てますね。もともと 「宝しょう池」だったのが、「放生池」となったのですかね?
また、記述によると、この池から平安から鎌倉期のものと推定される土師器(はじき)・須恵器(すえき)が見つかったのだとか。他にも境内から布目瓦(ぬのめがわら)というものが出土しており、ここの創建が古代まで遡る可能性があるみたい。かなり、歴史が古い都ことみたいですね。
弁天社
池のほとりには、弁天社がありました。水辺や池のほとりには、だいたいありますよね。
内谷氷川神社本殿

池を越えると見えてくるのは、内谷氷川神社本殿です。以下、境内の解説だと、本殿は一間社流見世棚造り(いっけんしゃながれみせだなづくり)でまったく同形同大の2棟が横に並んでいます。

2棟が横に???この手の話は学が足りないのでいつもよくわからないのですよねぇ。とりあえず、埼玉県指定有形文化財とされているので、貴重なものであるのでしょうね。この本殿ですが、建立年代が明確に分かっていないみたいですね。全体の作りや細部の意匠から桃山時代と推定されているみたいですが。しないでも最も古い神社建築みたいですね。本殿の中にあるのでしょうか、祭神である男神・女神像は室町時代の作とされており、一木造りで市指定有形文化財となっているようです。
二社の本殿はそれぞれ西宮・東宮となり、西宮には男神(素戔嗚尊:すさのおのみこと)、東にやには女神(稲田姫命:いなだひめのみこと)が祀られているのですって。
境内の社
本殿の右側にもう一つ社がありました。これはなんでしょうね?(解説がなかったのでわかりませんでした。)
安産祈願
本殿右右手の奥には、安産祈願の石?がありました。「あんざんまもり石」ですかね?安産祈願のためのものだとは思いますが、どういう由来によるものなのでしょうね?

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