2016年9月24日(土)から始まったさいたまトリエンナーレ2016。
今回は、武蔵浦和駅周辺から飛び出し、岩槻方面のアートをご紹介です。
場所は旧民俗文化センター。
マップ
私は車で行きましたが。。。なかなかわかりにくいところでしたね^^;
結構迷った末、東大宮バイパスの加倉(東)交差点を右折(南側)し、道なりに進むことで到着できました。ちなみに臨時駐車場が作られていました。旧民俗文化センターを道なりにもう少し進んだところに大きめの駐車場が作られていました。
私は旧民俗文化センターは初めてだったのですが、何やらさいたま市との合併の際に閉館(平成18年3月31日)された場所だったらしく、Googleマップのストリートビューで見てみると、閉鎖されている形跡が。調べてみた感じだと、1980年に都道府県立として初の民族芸能と民族工芸の調査・記録・保存をする民族文化博物館として開館されたものらしい。この文化センターが、トリエンナーレをきっかけに復活をとげた感じなのですかね。
実は、今回のさいたまトリエンナーレ2016で、私がぜひとも見たかったアートがここにはあるのです。それを早速ご紹介。
「さいたまB」です。「犀の角がもう少し長ければ歴史は変わっていただろう」こんなタイトルが付けられています。
見た目や興味から、「これはどうしても見たい」っと思っていたのですが、実際に内容を見てみるとこのアートの面白さ・奥の深さをとても感じられました。
このアートは、さいたま市でよく出土される埴輪をテーマにしています。この犀はあたまに玉がついている、つまり「さいたま」の埴輪です。もちろん、このような埴輪は出土していないのですけども。私たちが今暮らしているさいたまを「A」としてときに、それと並行している世界「B」を仮定し、その世界ではさいたまから「さい」が発掘されたのです。その世界観でアートが展開されています。アートを見ているうちに、本当に犀の埴輪が発掘されたんじゃないかという錯覚に陥るくらい個人的にのめりこんでしまいました(汗)このアートとても良かったです。
ここのアート作品は、比較的写真に撮りにくい物が多いので、あまり写真はないのですが。。。
これは「白熊の部屋」というアート作品。これは靴を脱いで実際に入ることができるもの。
多和田葉子の作品。この方の作品は他にも展示されており、「さわれる文字の部屋」という壁に点字が書かれて空間などがありました。
旧民俗文化センターのアートは比較的奥が深いものが多いと感じました。
洗濯をテーマにしたアート、まくらをテーマにしたアート、水をテーマにしたアート。。。
正直、解説だけではなかなかアートを理解できないものが多かった気がします。私、公式ガイドブックを購入しているのですが、それを読んでもかろうじて意味が分かる程度のもの。。。
ここはもう1回来てみようかな。岩槻地域はまだ見ていないところがあるので、それのついでにもう一度訪れて、もう1度みたらもう少し理解できるかなっと思ってみたりします。
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