さくら草公園(サクラソウコウエン)

天然記念物 田島ヶ原サクラソウ自生地

武蔵浦和駅からはかなり離れていますが、さいたま市内にある大きな公園の一つです。最寄り駅は西浦和になりますが、歩くと20分以上かかると思います。浦和駅よりバスがでています。
さくら草公園は、荒川の河川敷にある公園で、秋ヶ瀬公園の南側に隣接しています。さくら草公園はその名の通りで、埼玉県の花にも指定されている「サクラソウ」が公園内に自生しているのです。

サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、中国東北部から東シベリア、朝鮮半島をへて日本に分布。北海道・本州・九州に野生しています。サクラソウには花の大小・形・色。茎や葉の長短など様々な変化がみられることから、江戸時代にはその変化を鑑賞することが流行。荒川流域の野生種から多数の園芸品種が育てられたそうです。「サクラソウは野生の状態において種々の先天的変異に富み、遺伝研究実験材料として、また武蔵野の古来有数の名勝地として保存の必要がある」という理由からこの田島ヶ原のサクラソウ自生地は国の天然記念物に指定されています。

※公園内解説およびWikipediaより引用
サクラソウ

サクラソウ

サクラソウ


ここにあるのは天然記念物の田島ヶ原のサクラソウというものです。自生地は2箇所に分かれており、第1自生地、第2自生地とあります。
田島ヶ原のサクラソウ第1自生地

田島ヶ原のサクラソウ第1自生地


田島ヶ原のサクラソウ第2自生地

田島ヶ原のサクラソウ第2自生地


自生地にはサクラソウだけでなく、他にも様々な植物を見ることができます。
自生植物

自生植物


ちょうど、4月中旬の今の時期がサクラソウの見頃に季節で、合わせてノウルシやシロバナタンポポも咲いていました。
ノウルシ

ノウルシ


シロバナタンポポ

シロバナタンポポ


もう少し早い時期には桜が咲き乱れて綺麗なのですよね。私が訪れた時は桜の時期からは外れていたので、すでに大半が咲き終わっていました。
桜
桜


また、4月中旬のサクラソウの開花時期には、さくら草祭りが開催され、多くの人が訪れ賑わいを見せるのですよね。

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