内木酒造(ウチキシュゾウ)

浦和の酒蔵

内木酒造は、中浦和駅の西側のさいたま市桜区西堀に位置する酒造になります。
場所の説明が少し難しいですが。。。国道17号線の県庁前交差点を西に進みます。別所沼公園や中浦和駅を超えて、田島火の見下の交差点を北に進みます。しばらく進むと右手に郵便局がある交差点が見えてくるので、そこを右です。しばらく進むと左手に見えてきます(ジェイソンというディスカウントストア?のすぐ先です)。

看板

看板


内木酒造の道路を挟んだ反対側に、このような看板があるのでこれを目印にすると良いと思います。ちなみに駐車場はなさそうな感じでした。一応、上記で説明した郵便局をもう少し北に進むと右手にコインパーキングがあったので、私はそこを利用しました。
内木酒造の創業は安永4年(1776年)とかなり歴史がある酒造みたいですね。実は私は浦和に酒造があるとはまったく知りませんでした。
以下、内木酒造のサイトからの抜粋です。

もともと農村地帯であったため、米もたくさん獲れ、農業をしながら酒造りもおこなっておりました。
戦後は酒造業にしぼり、以来浦和唯一の酒蔵として、200年以上の歴史を歩んでまいりました。
製造に関しては、埼玉県産の酒米(さけ武蔵)や一般米の(彩の輝き)などを主に使用しています。吟醸酒については、兵庫県産(山田錦)や新潟県産(五百万石)なども使用しています。また、酒造りに水はもっとも大事なものです。仕込み水には荒川水脈の自社内の地下水を使用しています。(もともと武蔵野台地の一端である浦和は、水が良いとされています。)

なるほど。確かにこの辺りの地域は農村地帯と言われていましたね。そういえば、浦和周辺は荒川水脈の恵みを受けた地域とよく聞いています。そのため、浦和地域では古くから人が住み始めており、その証拠として数多くの遺跡が見つかっているのですよね。

おしながき?

おしながき?


さてさて、それでは引き続き内木酒造の様子をご紹介です。内木酒造はかなり立派なお屋敷兼酒造って感じですね。若干、ここから入っていいのか不安になりましたが、入口の横のところにお酒のおしながき?があったので、入ってみました!
(もう少し案内があると、入りやすいのですが^^;)
酒造

酒造


ここがお店?の入口。完全に民家の入口ですね。一応、営業中と書いてあります。ちなみにお庭には大きなわんちゃんがいました。秋田犬で「はな」っていう名前みたいです。中に入ると、酒屋っていう感じではなく、酒造の玄関でお酒を売っているというイメージのところでした。お酒数種類と酒粕が売られていました。
外のおしながき?に、初しぼり原酒があると書いてあったので、それを含めてお酒を購入!
旭正宗とうらら

旭正宗とうらら


今回購入してきたのはこの日本です。旭正宗(原酒)とうららの2本です。あんまりたくさん購入しても飲みきれないですからね。ほどほどの量にしました。旭正宗は創業から作られているようですね。「朝日のような爽やかなお酒」「商売繁栄』を願って命名されたとのことです。うららの方は、「麗らかなお酒」「浦和のお酒」という意味を込めて「うらら」と命名したようです。
早速家に帰り、旭正宗(原酒)の方を飲んでみました。しぼりたて純米新酒ということでワクワクドキドキでした。
飲んでみた感じは、「すっごく丸くてであまい」という印象が第一でした。口当たりが澄んださらっとした感じではなく、ま〜るくとてもまろやかな感じがしました。優しい口当たりです。そして、あまい。別に砂糖のようにあまいということではなくて、どことなく甘みがあるのです。多分、米麹によるあまさなのかな。すごく美味しい。
ちなみに、このお酒を3日連続で飲んだのですが、味がどんどん変わるのですよ。「丸くてあまい」だったのが徐々に「澄んでいく感じ」に。しぼりたても美味しかったけど、この澄んだ感じも良かったなぁ〜。
もう1本のうららはまだ飲んでいないので、飲んだらレビューを書いてみたいと思います。
どうも冷酒が良いらしい。

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