八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたか(はっかいそばしょうげつあん てうちそばゆたか)

1974年開業の深いこだわりを感じる手打ち二八蕎麦が食べられます

八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかは、武蔵浦和駅東口を田島通り沿いに中山道に向かって進むと、中山道をぶつかる交差点の角、二軒目にあります。スマイルヘアー武蔵浦和店の隣になります。1974年4月に開業した昔からあるお蕎麦屋さんです。手打ちの二八蕎麦で年末には年越しそばもやっているところです。店舗の前の部分が駐車場になっており、2台くらいは止められるようにはなっています。ただ、交差点の近くになるので、右折入庫は厳しいと思います。(この交差点は交通量が多いですし、右折車線もあります。)

お店の前には、毎日その日に取り扱っているお蕎麦の産地や品種が書かれています。品種によって味や喉越し?に違いを感じます。打ち方による違いもあるのかもしれませんが、画像にある「北海道雨竜郡産:レラノカオリ」の時は、喉越しが非常にツルツルしていてツルッと食べられる感じ。一方、「信濃一号」の時は、喉越しよりも蕎麦の味・香りが特徴的で喉越しより味の濃さが際立っていたように思いました。

八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたか(しょうげつあん)の店内の様子

八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかの店内は、そこまでは広いわけではないですが、テーブル咳・座敷席がありました。

おおきなカッコミ


店内に、とても大きなカッコミがありました。おそらく浦和の十二日まちのものですかね。昔から店舗を営んでいるようなのでここまで立派なカッコメになったのでしょうね。
浦和の十二日まちの記事はこちら。(1)(2)(3)

かわいいイラスト


お店の方が書いたのでしょうか?可愛いイラストが描かれていました。毎年更新されているのでしょうか。寅年がちらっとみているのがとても可愛いですね。

お酒の蓋


テーブル席側の壁のところに、びっしりを日本酒の蓋が。これがすごい。圧倒的「八海山」。八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかはメニューなどをみるとわかるのですが、南魚沼にゆかりがあるようで、お蕎麦の付け合わせやお酒に南魚沼産のものを多く使っています。「八海山」も新潟県南魚沼市にある岩峰群でその土地で作られているお酒ですからね。

八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかのメニュー紹介


八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかでは、色々な種類のお蕎麦を取り扱っています。せいろや天せいろ、とろろせいろなどのほか、お得なセットもあります。写真はお得なセットです。せいろそば or 冷かけとミニ丼のセット。「なかまわれ!」。すごい名前ですね。「なかまわれ!」はミニ天丼・ミニ天せいろのセットになります。ミニといってもそれぞれしっかり天ぷらも入っているのでかなりボリューム満点です。


メニューのところに「手打ち蕎麦ゆたかのお蕎麦の食し方」がありました。「麺つゆをつけずに食してみてください」というのは、蕎麦本来の味をまずはじっくり味わってくださいということだと思います。ここのお蕎麦は日によって蕎麦自体の品種が変わることもあるので、この日のお蕎麦がどんな味なのかを試してくださいねということかと思います。「手打ち蕎麦ゆたかのお蕎麦の食し方」にも記載がありますが、他のお蕎麦屋さんのお汁と比べると甘みが少なく、塩味が強い記載でいう「辛い」感じの汁になっています。

舞茸天せいろ

舞茸せいろ


こちらは、「舞茸天せいろ」です。せいろそばに南魚沼産の雪国舞茸「極」の天ぷらがついています。

せいろのところにある、四角いもの。これもお蕎麦です。八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかでは、お蕎麦を注文すると、この四角いお蕎麦がついてきます。前の他のお蕎麦屋さんで聞いたことがあるのですが、今日のお蕎麦のできを味見するためのものと教えてもらったことがあります。汁につけずにそのまま食べて、今日のお蕎麦の味を楽しみます。実際、八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかでは、日によって蕎麦自体も変わるので、このようなことを行っているのではないでしょうか。

この日のお蕎麦は、先ほど出てきた「北海道雨竜郡産:レラノカオリ」でした。表面がツルツルしており、蕎麦の香りよりも喉越し・食感の良さが際立っていたように思います。何度かお店を訪れているのですが、いつもより麺自体の塩味はやや少なめに感じました。いつもは先の「手打ち蕎麦ゆたかのお蕎麦の食し方」にあったように三分の一くらいを蕎麦汁につけているのですが、半分くらいが私はちょうどいいように感じました。
舞茸天の方は、揚げたてでサクサクしているのは無論のこと、舞茸の味が濃いですね。舞茸独特の味・香りがよくしていてとても美味しいです。さっくり上がっているからか、舞茸自体がジューシーですが、天ぷらである油の重い感じは全くなくさっくり食べてしまいました。天せいろに付け合わせであるミニトマトとししとうの天ぷらも良かったですね。ミニトマトの天ぷらを他のお店で食べた時に中から熱い汁が出てきて「あつっ!」となったことがあったのですが、こちらのは半生感じでしたのでそうはならなかったですね(笑)

せいろそばとまかない丼


こちらは昼メニューの「せいろそばとまかない丼」です。せいろそばはかけそばに変更もできます。

まかない丼ですが、ご飯に揚げ玉、のり、長ネギ、鰹節、蒸し玉子がのっており、そこに自家製食べる辣油と「つゆ」をかけてよく混ぜて食べると言う一品。正直言って、これはずるいですね。こんなの美味しいに決まっているではないですか。とても美味しかったですよ。ひと昔前にコンビニエンスストアのローソンが「悪魔のおにぎり」という商品を出したと思いますがあの系統ですね。決して悪い意味ではないのですが、すごく暴力的な美味しさです。でも、まとまっていて、また、つゆや鰹節の香りがいいのすぐに完食できてしまうとても美味しい一品でした。

その他

八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかでは、お蕎麦の〆に蕎麦湯を出してもらえます。私は蕎麦湯が好きで、食後に「ほっ」とする感じがとても気に入っています。八海そば 松月庵 – 手打ちそばゆたかのお汁はやや塩見が強い辛い感じなので少し多めにいれてうまく薄めながらが私は良いと思います。

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